広島の コーディネーション スタジオ ラピスラズリ

 

第16回 山崎 裕子 「いろのうつわ」展

作者から

土のうつわをコーティングする、釉薬というガラス質のうすい膜は、様々な鉱物から出来ています。

基本的には石、そして、灰または石灰、土、それから色や雰囲気を作る為の金属などなど。 土とガラスの間のようなものです。

そして、絵の具と違って、厚さによって、色が深まるものもあります。空の色や海の色のように。

それをわたしは、きれいだなあと思います。理由もなく。

そして、まれに、理由は分らないけどきれいな結晶があらわれます。

わたしは、その「きれいだなあ」を拾って、少しづつ少しづつ、色を集めています。 そんな色や表情が、うつわのかたちとなって、ごはんを食べたり、お茶を飲むひととき、花をさす食卓で、きれいだなあと思えるのは、なかなかいいのじゃないかしらと思うのです。

空や、海の色、自然の色や表情にはとても叶わないのは分っています。 だけど、その美しさへの憧れを込めて、うつわをつくっています。